Arch-Tliveの堀川です。
ちょっと、久々の投稿ですが、建築業界を見渡すと、築地の移転問題で話題沸騰ですね。
同じ建築業界の端くれで働くものにとって、なんともやるせない事件ですが、今はなんか書くと叩かれそうな風潮でイヤになります。
もっと、多くの見識ある良識の働いた意見が受け入れられるような世の中になってほしいものです。
さて、我がArch-Tliveでは、AutoCADによる3Dモデリング&レンダリングに日夜取り組んでいます。
前回に引き続き、今日は内観パースでIBLは使えるかをお話しますね。
結論から言いますと、もちろん使えます。
では、IBLによるレンダリング画像をご覧ください。
まずは、【プラザ】の設定でデフォルトのままレンダリングしてみます。
【プラザ】・・・ヨーロッパの都市中
ご覧のように、室内が暗く感じます。
おそらく、現実世界でも外が明るすぎると室内はかなり暗く感じますよね。それと同じようにAutoCADのIBLによるレンダリングも実行されているようです。
もちろん、人間がこの3D空間にいるならば、ちゃんと目で露出補正して室内を見渡すので、くっきりと明るくなるのでしょうが、AutoCADのレンダリングでは露出を設定しないといけません。
そこで、AutoCADのレンダリングで設定しても構いませんが、私はAutoCADのデフォルトのままでレンダリングし、フォトショップ等のレタッチソフトで露出を調整しています。
その画像が↓の画像です。
【プラザ】を露出補正
では、その他の画像もアップしておきます。
【乾いた湖底】・・・乾燥して干上がった湖の中
【石膏クレータ】・・・石膏クレータ?
【雪の原野】・・・まさに雪の原野です。寒っ!
【村落】・・・どこかの村落だそうです。
以上です。
【村落】画像は、露出を調整すると、外が明るくなりすぎてしまいました。
さて、個人的には、このIBL設定を好んで使っていますが、ちょっと変なところがありますよね。
そう、背景が実際の背景と違う問題です。
これをどう解決するか。・・・
そこらへん、また次回にでもレポートしますが、今日はこのへんで。